身体による表現の可能性が、いま全貌を現わし始めた
人間とは他人になった動物である。人間は、熊にでも、鹿にでも、木にでも、岩にでもなれる。そして、自分自身にもなれる。自分を意識することは、他人の目で自分を見ることである。『身体の零度』で近代の成立と身体との関係を論じた著者が、人類の起源から現代にいたる歴史的文脈のなかに「身体」を位置づけ、身体と精神、言葉、思考、芸術、舞踊…との関係を縦横に描き出す。
三浦雅士著
四六判
ISBNコード 4-7571-4014-2
身体による表現の可能性が、いま全貌を現わし始めた
人間とは他人になった動物である。人間は、熊にでも、鹿にでも、木にでも、岩にでもなれる。そして、自分自身にもなれる。自分を意識することは、他人の目で自分を見ることである。『身体の零度』で近代の成立と身体との関係を論じた著者が、人類の起源から現代にいたる歴史的文脈のなかに「身体」を位置づけ、身体と精神、言葉、思考、芸術、舞踊…との関係を縦横に描き出す。
三浦雅士著
四六判
ISBNコード 4-7571-4014-2