2020年12月コロナ禍による無観客でのプレミエとして上演された映像。新たにウィーン国立バレエの芸術監督に就任した鬼才マーティン・シュレップァーの初演作『4』と、オランダの振付家、ハンス・ファン・マーネン振付によるダンス史に残る作品『Live』の2つの作品を収録。『Live』では、ウィーン国立バレエ専属ピアニストの滝澤志野さんが演奏しています。
直輸入DVD、101分、カラー、2020年
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★第1部は、1979年にアムステルダムで初演された『Live』。出演者はダンサー2人、ピアニスト、カメラの計4名で構成された、とても実験的な演目で、今の状況に何とも合った作品です。これまでオランダ国立バレエ団のみが上演してきた演目でしたが、この度初めて他のバレエ団で上演されました。ダンサーにはウィーン国立バレエ団の顔ともいえるオルガ・エシナと2020/21シーズンから第1ソリストとして入団、アム・ラインではシュレップファーから信頼も厚かったブラジル出身のマルコス・メンハ。ピアニストには、ウィーン国立バレエ専属ピアニストの滝澤志野。カメラは初演から40年以上この作品を担当しているヘンク・ファン・ダイクというメンバー。
★第2部には、マーティン・シュレップァーの新作『4』。2020/21シーズンも厳しいスタートとなりましたが、シュレップファーの手腕が発揮された新鮮で斬新なプログラムを用意しスタート。この『4』もマーラーの交響曲第4番の音楽を用いたバレエ団の新たな船出を祝した意欲的な内容となっています。
『Live』
音楽:フランツ・リスト
振付:ハンス・ファン・マーネン
ダンサー:オルガ・エシナ & マルコス・メンハ
ピアノ:滝澤志野
カメラ:ヘンク・ファン・ダイク
『4』
音楽:グスタフ・マーラー
振付:マーティン・シュレップァー
ウィーン国立バレエ団
指揮者:アクセル・コーバー
演奏:ウィーン国立歌劇場管弦楽団
スラヴカ・ザミクナイコーヴァ(ソプラノ)
収録:2020年12月ウィーン国立歌劇場