海賊の若き首領コンラッドと美しい娘メドーラの波乱に満ちた恋の物語を描いたクラシック・バレエの名作『海賊』。本作はパリ・オペラ座の名エトワールとしてその名を馳せたマニュエル・ルグリが、ウィーン国立バレエの芸術監督を務めるかたわら、初めて全幕バレエの振付を行った舞台(2016年プレミエ上演)収録です。ルグリはマウリス・プティパのオリジナル振付を尊重しつつ、主人公の二人コンラッドとメドーラを中心に、一部のキャラクターとシーンの組み替えによりストーリーを明確化。ウィーン国立歌劇場の舞台では、ルグリの薫陶を受けた精鋭揃いのダンサーたちが、繰り出される数々の超絶技巧の踊りを見事にクリアしています。主役二人による洗練されたパ・ド・ドゥ、「華やぎの園」の幻想的な踊りの数々、男性ダンサーによる力強い群舞などスペクタクルなシーンは枚挙にいとまがありません。このマニュエル・ルグリ版バレエ『海賊』はウィーン国立バレエの来日公演(2018年)でも上演され好評を博しました。
※新書館から発売されていたBlu-rayと同じ舞台映像です。(特典映像はありません)
直輸入Blu-ray、120分、カラー、2016年
※通常のDVDもございます。(こちら)
メドーラ:マリア・ヤコヴレワ
コンラッド:ロバート・ガブドゥーリン
グルナーレ:リュドミラ・コノヴァロワ
ランケデム:キリル・クラーエフ
ビルバント:ダヴィデ・ダト
ズルメア:アリーチェ・フィレンツェ
サイード・パシャ:ミハイル・ソスノフスキ
オダリスク:ナターシャ・マイア、ニーナ・トノリ、プリスカ・ツァイゼル
ウィーン国立バレエ団、ウィーン国立歌劇場バレエ学校
原振付:マウリス・プティパ
振付:マニュエル・ルグリ
音楽:アドルフ・アダン、ドリーブ、ドリゴ、プーニ他
編曲:イーゴリ・ザプラフディン
美術/衣装:ルイザ・スピナテッリ
照明:マリオン・ヒューレット
映像監督:フランソワ・ルシヨン
演奏:ウィーン国立歌劇場管弦楽団
指揮:ワレリー・オフシャニコフ
収録:2016年3月31日、4月2日 ウィーン国立歌劇場(オーストリア)