オーベールが作曲した「マルコ・スパダ」は、1857 年パリ・オペラ座で初演され、その後ピエール・ラコットが1981 年にリメイクした版がローマ歌劇場でヌレエフによって演じられています。近年、ラコットが、ボリショイ劇場のためにさらにリメイクを施したものがこの映像です。マルコを含む5人のプリンシパルが登場し、場面の変化に富み、バレエ団の群舞チームもほぼ全員が参加するという非常に大掛かりな舞台。アメリカ人ソリスト、デヴィッド・ホールバーグの見事な身のこなし、オブラスツォーワの可憐な娘役が見事なのはもちろんのこと、ボリショイ・バレエ団の群舞のレベルの高さにも注目の舞台です。スミルノワ、チュージンも出演。
直輸入DVD、本編126分+特典映像25分、カラー、2014年 ※日本語字幕はありません
※より高画質なブルーレイもございます。(こちら)
【出演】
マルコ・スパダ:デヴィッド・ホールバーグ
スパダの娘 アンジェラ:エフゲーニャ・オブラスツォーワ
ローマ知事の娘 サンピエトリ:オリガ・スミルノワ
フェデリッチ公爵:セミョーン・チュージン
ペピネッリ伯爵:イーゴリ・ツヴィルコ
ローマ知事/ オサリオ王子:アンドレイ・シトニコフ
修道士ボロッメオ:アレクセイ・ロバレービッチ
花嫁:アナスタシア・スタシュケヴィチ
花婿:ヴァチェスラフ・ロバーティン
ボリショイ・バレエ、
音楽:ダニエル=フランソワ=エスプリ・オーベール
振付・舞台美術・衣装:ピエール・ラコット
指揮:アレクセイ・ボゴラート
演奏:ボリショイ劇場管弦楽団